このパーティ、中身はこんな風になってます。
構築名からわかるようにメガ4構築です。
ラストシーズンなので、いままで結果を残しているのは3メガまでだったようですし、4メガに挑戦してました。
簡潔にいうとバトンギミックです()
以下、個別紹介
ラティオス
性格 :臆病
持ち物:光の粘土
特性 :浮遊
努力値:252-0-4-0-0-252
実数値:187-*-101-150-130-178(使用していた個体は非理想個体です)
技構成:サイコショック/リフレクター/光の壁/置き土産
HS端数Bの普通の壁ラティオス。
絶対選出枠その1。
あらゆる相手に先発で投げる前提のポケモン。
CSメガゲンガーのシャドボや命の珠ゲッコウガの悪の波動も壁ナシで確定で耐えることができるため、ほぼ100%壁1枚は貼ることが出来る。
襷ゲッコウガの悪の波動なら壁ナシ→壁アリで乱数だが耐えることが可能。
ただし、致命的な問題として、「命の珠ゲッコウガ」の「冷凍ビーム」が低乱数1発ということが挙げられる。
そのため、HSを調整してDに回した方がよかったかもしれない。
サイコショック採用の理由はウルガモスに起点にされることを防ぎつつ、ゲンガーマリルリに最低限の打点をとるため。
壁ラティを読まれているのかはわからないが襷でもスカーフでもないガブやマンダが初手対面で突っ張ってきたことが多々あるためキレそうになった()
選出率は100%
バシャーモ
性格 :腕白
持ち物:弱点保険
特性 :加速
努力値:220-0-164-0-0-124
実数値:183-140-*-90-116
技構成:跳び膝蹴り/ビルドアップ/守る/バトンタッチ
HBベースS調整
Sライン
初速:準速バンギラス抜き抜き
1加速後:105族抜き
2加速後:最速スカーフドリュウズ&準速スカーフガブリアス抜き
ダメージ調整
B上昇ナシ:
A200ガブリアスの逆鱗確定耐え
A172メガクチートのじゃれつく確定耐え
A222ギルガルドのシャドークロー確定2耐え
A233メガバシャーモの跳び膝蹴り確定耐え
A194メガガルーラの捨て身タックル87.5%の高乱数耐え
B1段階上昇後:
A183命の珠ガブリアスの地震確定耐え
A183鉢巻ガブリアスの地震を乱数50%耐え
A200鉢巻ガブリアスの地震確定耐え
A146命の珠ファイアローのブレイブバード確定耐え
C238メガサーナイトのサイコショック確定耐え
壁込ダメージ
だいたいなんでも耐える()
詳細 壁+B1段階上昇:
A146鉢巻ファイアローのブレイブバード 82~97ダメージ(高乱数2耐え)
A2段階上昇後A146命の珠ファイアローのブレイブバード確定耐え
A1段階上昇後A216メガボーマンダの捨て身タックル確定耐え
つまり、壁有りビルド1積み状態でファイアローと対面した場合、ビルドアップする余裕がある数値になっている。
絶対選出枠その2
壁から展開していくバトン要員。
基本的に壁前提で作っているため特殊耐久がスッカスカ。
一応、無振りスイクンの熱湯くらいは壁ナシでも耐えることが出来る。
HDベースにしてB方面をビルドアップに一任することも考えたが、ファイアローやマリルリの先制技に弱くなることが致命的だったためこちらを使用。
守るを切って身代わりや吠えるの採用を何度も考えたが、守るがなければならない場面は頻繁にあるため、変えるならば跳び膝蹴りの枠。
しかし、膝が無いとノーウェポンとなり、ラストで残った瞬間負けが確定するため汎用性が圧倒的に落ちてしまう。
ラストガルーラとの対面が割と発生したことから、A上昇ナシでも1発で倒せる跳び膝でなければならないと感じた。
ボルトロスの電磁波で痺れまくってバトンできないときは台パンしていた。
ガブリアス
性格 :意地っ張り
持ち物:メガストーン
特性 :鮫肌→砂のちから
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:183-200-116-*-105-154
→183-244-136-*-115-144
技構成:逆鱗/地震/ダブルチョップ/身代わり
メガシンカ枠その1
主にボルトロス入りの構築に襷キノガッサなどがチラついていた場合に選出。
加速バトンギミックがメガガブリアスの生きる道だと思って組み始めました!
とかいうわけではなく、単純に電磁波で止まらないポケモンを探していた結果このポケモンに行き着いただけ。
当初の予想を遥かに上回る選出率とパワーがあったため、メガガブリアスの評価が大きく上がったシーズンだった。
バトンさえ繋ぐことが出来れば止めれるポケモンはほぼおらず、壁下ならば無振りボルトロスのめざ氷を2耐えするバケモノだった。
もう少しSを耐久に回してもよかったかもしれない。
選出率は体感25%
ギャラドス
性格 :意地っ張り
持ち物:メガストーン
特性 :威嚇→型破り
努力値:36-252-44-0-4-172
実数値:175-194-105-*-121-123
→175-227-135-*-151-123
技構成:滝登り/噛み砕く/竜の舞/身代わり
メガシンカ枠その2。
水、悪の一貫が取りやすく、バシャに有効打が電気技のポケモンが出てこなさそうな場合に選出。
ヤドランが見えた場合、ほぼ選出確定。
受けループへのコマ。
1加速で最速115族抜き。
2加速で準速スカーフ110族抜き。
基本選出の1匹。
一致技の火力が低いことが難点だが、さすがに弱保ビルドバトンから繋がれば敵を殲滅することが出来るパワーがあった。
バシャに対して打たれる地面、水に対して耐性があり、威嚇もあるため、バトンしやすいことも大きな強み。
水+悪の範囲は非常に優秀で受けループを一匹で壊滅させることが出来る。(燃えなければ)
メガヤドランがこのポケモンを前に鉄壁を積みまくってくることが多発したが、「いや、型破りなんで」状態のため、急所で粉砕できる(当たるとは言っていない)
天然ピクシーや、頑丈持ちも貫通するため、型破りには助けられた。
しかし、今期中盤から突如異常発生したマリルリに死ぬほど相性が悪く、向かい風で泣いた。
ちなみに理想色違いはフォロワー様から譲っていただきました。
ありがとうございました。
体感選出率は35%
ラティアス
性格 :臆病
持ち物:メガストーン
特性 :浮遊→浮遊
努力値:156-0-0-100-0-252
実数値:175-*-110-143-150-178
→175-*-1140-173-170-178
技構成:アシストパワー/瞑想/羽休め/身代わり
メガシンカ枠その3
スイクンやロトム、霊獣ボルトロスなどの電気、水、草をメインとした構築に選出。
悪タイプがいた場合、ほぼ選出不可能。
悪や鋼の選出誘導枠。
さすがにラティラティで並べると悪鋼を大きく誘うことが出来た。
バトンギミックと相性のいいアシストパワー型。
基本的に選出はしないが、ラティアスに打点をとれるポケモンが特殊の場合、選出が可能。
とにかく使っていて思ったことは、バトンできないとSが足りない、ということ。
そのため、完全バトン構築で使用したわけだが、正直Sを削ってもっと耐久に回したい。
具体的にはゲンガーやギルガルドに強くなりたい。
ガルーラのグロ捨身がシャレにならないくらいキツいので、あまり出せなかった。
途中、マリルリが急増したタイミングでこの枠を両刀メガフシギバナに変更していたが、こちらの方が選出を読みやすく、最終的にこちらに。
ぶっちゃけ、この枠はなんでもよかtt
体感選出率は5%
クチート
性格 :意地っ張り
持ち物:メガストーン
特性 :威嚇→力持ち
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:126-150-105-*-75-102
→126-172-145-*-115-102
技構成:じゃれつく/叩き落とす/不意打ち/身代わり
メガシンカ枠その4
バシャに対して打点のある超高火力特殊アタッカーがいない場合、また、フェアリー+悪の一貫が取れる場合に選出。
クレセリアやポリゴン2に対して特に強く出たい場合にも。
1加速で準速100族抜き。
2加速で最速130族抜き抜き。
基本選出の2匹目。
少しでも通っているならば積極的に選出していく。
バシャとタイプ相性が良いわけではないが、ランドロスやガブリアス程度の地震ならば壁+ビルド+威嚇で簡単に繰り出せる。
2加速でメガゲンガーを抜けることや、身代わりを持っていることで鬼火や道連れに圧倒的に強いクチート。
また、ラティオスが退場したあとにバシャを出しにくい場合は直接出すことも出来る。
本来であればファイアローには不利なポケモンだが、バトンに成功した場合、身代わりから入ることで鬼火をかわしてゲームエンドまで繋ぐことが出来た。
この構築の軸であり、最も太い勝ち筋だった。
不意打ちかわすのは得意だけど、当てるのはどうもヘタクソらしい。
ラティラティクチートって並びかわいくない?
体感選出率は35%
選出のパターンはほぼ4つしかない()
(ラティバシャクチート)(最も強い選出)
(ラティバシャギャラ)(クチートが通らない特殊炎+クレセの並びに)
(ラティバシャガブ)(化身ボルトロスorマリルリに強く出る選出)
(ラティバシャラティ)(悪がおらず、耐久に寄った構築を崩す選出)
ぶっちゃけ選出はすぐ決まるし、対戦も流れ作業に近い。
ただし、運要素が絡んでくる電磁波や威張るにとにかく薄いのが問題。
最高レートは1880付近
それ以上行く予定だったため、画像が無くて泣いている。
今期は最初からモチバーションが高く、珍しく序盤から潜っていたにも関わらず結果が残せなくて死ぬほど悔しい。
序盤すんなり1850まで到達して2000いけると思っていたが、マリルリの大量発生で大きくレートを溶かし長い間停滞してしまった。
一応、腹太鼓マリルリにはラティのサイコショック+メガガブの地震で対抗できるが、不利なことに変わりはなかった。
構築上、ほぼ切っているのはエルフーン。まずムリ。
欠陥があるとすればやはり、吠えるや吹き飛ばしに圧倒的に弱いことだろうか。
ここは改善の余地があると感じる。
また、ラストシーズンだからか、環境に存在する構築があまりにも多く、メタを張ってコパーティを組む私はどのROMでも苦戦することとなってしまった。
やはり、最後に結果を残せるのは環境にメタを張る者ではなく、純粋にパワーの高い構築を扱える者なのかもしれないと痛感してしまった。
とりあえず、私の6世代メガ統一レーティングはここで終了になりそう。
最後に過去に結果を残していない4メガ構築で結果を残したかっただけに残念だった。
7世代メガシンカの続投は個人的に100%だと思っているので、次回作も頑張る。
ここまで長々と読んでくださり、ありがとうございました。
質問、ご指摘などございましたらtwitter(
@pokeruka)の方にしていただけると嬉しいです。